〈印象派の先駆け〉と言われるコローは、ルノワール、ピサロ、ブラック、マティスら西洋絵画の巨匠に大きな影響を与えた。「コロー 光と追憶の変奏曲」では、これらの巨匠の作品22点も並べて展示し、西洋美術の潮流を実感できる。
うっそうと生い茂った木々の間を1本の小道が延びていく――。「コローの弟子」を自称したピサロの「夏の木かげの小道」と、ルノワールの「木かげ」は、ともに同じ構図で描かれた。両作品とそっくりなのがコローの「マリセルの柳」。三つの作品を見比べると、コローに刺激されてこれらの作品が生まれたことがうかがえる。
印象派のシスレーも、影響を受けた一人だ。フランスの街並みを描いた「アルジャントゥイユの大通り」は、コローの「ドゥエの鐘楼」をもとにしている。 |
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| ジャン=バティスト・カミーユ・コロー
〈ドゥエの鐘楼〉 1871年ルーヴル美術館蔵 ©Photo:RMN/
Jean−Gilles Berizzi/
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