「小磯良平大賞展」は、昭和を代表する文化勲章受章者の洋画家、小磯良平画伯(1903〜88)の業績を称え、美術界の一層の発展を願って、 1992 年に神戸市と読売新聞社が創設した全国規模の公募展です。当初はビエンナーレとしてスタートし、第8回展となる今回からトリエンナーレになりました。 新たに40歳未満の作家を対象とする新人賞を設けたこともあって、前回を上回る732人から計1084点の応募があり、この中から厳選された大賞1点、優秀賞1点、新人賞1点、佳作賞4点、入選51点の計58点を展示します。
入賞・入選作のモチーフは様々ですが、平和や環境問題など社会的なテーマに焦点を当て、自らのメッセージを強く表現した作品が目立ちました。逆に、現代社会の複雑さを反映し、人の心を癒すような作品もみられました。いずれも、自由な発想で描かれた魅力溢れる作品ばかりで、美術界の新たな息吹が感じられる展覧会となることでしょう。